いつまでもオンナでいたい女性

女性用バイアグラと男性用の違いと予約

女性用バイアグラと言われる女性の性的欲求低下障害を改善する薬剤が、2015年の8月18日に米FDAで認可されました。
一般名は「フリバンセリン」。アメリカでは同年に発売開始されました。男性用が体の血管、特に海綿体の血管を拡張させて血液の循環を良くすることで、勃起を促す薬剤です。
脳内の性欲中枢にアプローチする催淫剤や、性欲増進剤の類ではありません。依存性や中毒性、耐性がなく、妊娠への関与も全くないといわれています。
ニトログリセリンとの併用を注意すること以外、用法や用量を守りさえすれば、いたって安全性の高い薬剤とされています。
今回開発された女性用バイアグラは、目的達成のためにアプローチが男性用とは全く違います。
抗うつ薬などと同じように、脳の中枢神経にアプローチする薬であり、毎晩の服用が必要です。失神や極度の眠気また吐き気などの副作用も見られ、これが薬としての効果を上回るリスクだといった指摘も受けていました。
飲酒や避妊薬と一緒に使うとリスクが更に高まるといった報告もなされています。
男性に性的な治療薬があるのに女性にはないといった中で、これを性的差別と指摘し、「女性も性に関して平等に治療を受ける権利がある」とい主張がありました。
これを受けて認可したのではないかという背景も語られています。処方をする医師には研修が必須であり、処方にはリスクを理解したという同意書が患者側に求められるという条件付きでの承認。
今の時点で個人輸入で流通することはないかと思われ、予約を受け付けている病院や業者もないと考えられます。
現在「女性用バイアグラ」と銘打って販売されているものは催淫剤であったり血行を良くするものであったりで、この薬ではないでしょう。
必要な時に服用するタイプの女性用HSDD治療薬の試験が最終段階に入っているとのこと。こちらについてはまだまだリスク等についてもわからず、日本の対応も未定です。